畜産業・農業の魅力とは苦労とは?どれくらい情熱を注げるか。

仕事・産業・環境

この記事では農畜産業の「やりがい」と「苦労」について紹介します。

なんとなく牧歌的な雰囲気がある産業ですが、どのようなやりがいや苦労があるのか想像しにくいですよね。

実際に畜産業界の仕事をしている私が、どのような魅力や苦労があるのか紹介します。

将来の進路に悩んでいる方や業界に興味のある方は、参考になるとおもいますよ。

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農畜産業の魅力

農業や畜産業の魅力って、どんなところにあるでしょうか。

やっぱり、大自然!ってイメージが多いですよね。

農畜産業のみりょく
  • 「食」や「住」に関わるため、社会的意義が高い
  • 牧歌的な雰囲気が味わえる
  • モノによっては安定している
  • 自分の創意工夫が結果に出やすい

それでは詳しくみていきましょう。

食料生産という誇り

なんと言っても、半インフラといえるような社会的意義の高さ。

これは魅力であり、誇りをもって働くことができます。

一方で、たとえパンデミックが起ころうとも、休むことは許されません。

業種によっては長期休暇なんて夢のまた夢……

あなたにとって、やりがいとライフワークバランスのどちらが大切でしょうか?

牧歌的な雰囲気

牧歌的な雰囲気を味わうために、この業界を志す人も多くいます。

動物が好き、自然が好き、 もしくは人がきらい…人間関係に疲れた…

そのような思いから動植物を相手にする仕事を選ぶ方も多くいます。

しかし、大自然だけをイメージすると幻滅してしまうかもしれません。

詳しくは後述しますが、農業の工業化は今後も加速していくと予測されます。

安定している……かも?

収入の安定している業種でもありますね。

食肉産業でいえば、鶏や豚などが該当します。

会社員として働くのであれば、この考え方も十分に通用するのではないでしょうか。

食品産業がなくなることは考えにくいですよね。

一方で、病気や天候のリスクからは逃れられません。

高級品や嗜好品などは、十分に戦略や販売先を考えなければ、安定していると言い難い側面も……

いきものは、正直もの 

また、人相手の仕事ではないため、行動が結果に出やすい仕事でもあります。

例えば小売業などは天候や季節そして人や流行に左右されます。

一方で動植物を相手となると、自分の選択した行動がダイレクトに返ってきます。

動物は正直にかえしてくれるんです。

これは、メリットでもあり、リカバリーが効きにくいといったデメリットでもあります。

ですが

このリアクションの良さは、本当におもしろい。

理論をなぞって行動しても「何か」が邪魔をして思い通りにいかない。

その「何か」を発見し、自らの手で改善したときの爽快感はヤミツキになります。

農畜産業の苦労 台風の日に用水路を見に行く?

夏のニュースをみて思ったことがありませんか。

「なんでこんな台風の日に、用水路を見に行くなんてリスクの高いことをするんだろう……」

ぴよチカ
ぴよチカ

ぴよチカ的にこの気持はすごいわかるー

この産業の怖さは、リカバリーが効かないこと、この一点に付きます。

停電や川の氾濫によって全滅してしまったら?

怖いのは、来月からの収入だけではありません。

契約先への保証や、器具機材の復旧作業……

保険などもありますが、やはり心配……

現代はさまざまなシステムにより監視装置がついています。

しかし対応は早いほうが良い。

どうしても確認しておきたい。

こんな思いに駆られてしまうんです。

私も年に何度かは泊まり込みをすることもあります。

子どもを授かったらどうしましょうか笑

農畜産業の働き方

ここからは、さまざまな働き方からみる面白みについて書いていきます。

企業に所属して従業員として働く

企業に所属することで得られるメリットは、一定の安定感でしょう。

社会保障が充実した中で、病気や販売不振の悩みは上司へお任せ。

自分は大好きな動植物の世話をして、改善案の実行により成果を生み出していく。

あぁ。サラリーマン最高ですね。

でも、できれば仕事やめたい

企業によっては働きやすい職場も増えてきています。

さまざまな製品の加工場などは、長期休暇も確保されてつつあります。

生産現場となると……お察しください。

個人で独立し経営者として働く

土地と資本とやる気

この3つがあれば、独立経営も十分可能です。

収入も土地と成果の分だけ青天井。

とても夢がありますね。

初めは少資本からはじめて、軌道に乗ったら拡大、従業員を雇い法人化。

良い製品づくりと販路があれば成功しやすい独立方法ではないでしょうか。

台風の日のドキドキ感に耐えられるメンタルがあれば……ですけどね。

農畜産業を志すことになったきっかけ

さて、ここまでさまざまな夢や現実を書いてきました。

次の章では、未来について書いていきたいと思います。

その前に、私がこの農畜産業界へ携わることとなったきっかけを紹介します。

農畜産業を志望したきっかけ
  • DASH村
  • 牧場物語
  • ペットとの暮らし

どれも、田舎的な憧れ、牧歌的な雰囲気、動物との楽しい毎日を思い描いたものでした。

DASH村は、日本テレビ系列で放送されている「鉄腕DASH」のコーナーで話題になりましたね。

TOKIOのみなさんが福島県の里山を切り開き、農作業を営む風景は、とても美しく描かれていました。

 

牧場物語は、株式会社マーベラスさんが発売してる、牧場経営シミュレーションゲームです。

牧場物語シリーズ(ぼくじょうものがたりシリーズ)は、マーベラスが制作・発売している、一連のシリーズ作品群を総称する名称である。略称は牧物(ぼくもの)。ジャンルはシミュレーションゲーム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

本作は、のんびりスローライフ的な雰囲気……

とはならず、耕作や家畜の世話、住民との交流の日々を忙しく送るゲームです。

とある片田舎がモチーフとなっており、ほのぼのした牧歌的な雰囲気を味わうことができます。

 

また、ペットとの暮らしも今の毎日に大きな影響を与えました。

動物から始まり、環境問題や食料問題に関心をよせるようになり、現在の仕事に就いています。

じつは牧歌的じゃない?

さて、ここまで、農畜産業の「牧歌的な雰囲気」や苦労とやりがいを紹介してきました。

しかし今後の食料生産分野においては、工業化と原点回帰の2極化するのではないか、と私個人は考えています。

ここでの原点回帰とは、地産地消や人の手で愛情を込め労働力を費やした商品とします。

工業化の理由
  • 人口減少
  • 少子高齢化問題
  • 上記2点による働き手不足
  • 価格競争
  • 品種改良による経験からビックデータのへの移行
  • インターネットやドローンなどによる監視システムの発達
  • ロボット産業発達による労働力の代替化
原点回帰
  • 2030年までの国際情勢の変化
  • SDGsの普及
  • 高品質による差別化
  • 高付加価値による差別化

国産の商品を必ず買う方ってどれくらいいるでしょうか。

日本は今後、人口減少や少子高齢化により働き手が減少していきます。

そのような中で、日本の業界関係者は闘っていかなければなりません。

今や経験ではなく、データ分析の時代となりました。

その結果、工業化による管理が発達しています。

むしろ、そのようにして生産効率を高めていかなければ、競争力をつけることができません。

 

一方で、2030年のSDGsの達成へ向けて世界は動き始めています。

2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。

外務省ホームページ  https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html

そのなかで、日本は東日本大震災を契機に、電力規制の緩和や再生可能エネルギーの普及を急速に進めています。

この持続可能性を模索する動きは、今後世界的に広まっていきます。

このような視点から考えると、

工業化により生産効率を高めるか

循環型社会の枠組みのサイクルとして回すか

この2つの、地球環境に対する低コスト化が、今後の鍵になってくるのではないでしょうか。

そのため、農畜産業の工業化は今後ますます進んでいくと考えられます。

まとめ

  • 生き物あいては、大変なこともあるけど、たのしいよ!
  • 生き物は、あなたの行動を正直に成果を反映させてくれるよ!
  • でも、これから大きな変化があるかもね!

おわり

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コメント

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